PR大使の浅野です。先週日曜日に閉幕したリオ・オリンピック、日本選手の大活躍でまだ興奮
冷めやらぬ状態ですが・・・私たちMSCは、4年後の東京オリンピックへ向けて動き出しています!
え、なぜ「海のエコラベル」とオリンピックが関係あるの?スポーツと魚って共通する??
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4年に一回、世界中のどこかで必ず行われるオリンピック・パラリンピック。今後も「継続的に」
開催されることが前提なので、近年は大会運営での「環境配慮」がキーワードになっています。
ロンドンオリンピックから、選手村や会場内のレストランで「海のエコラベル」製品が
使われているんですよー!しかし2020年の東京大会についての方針決めはこれから。
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というわけで、私たちMSCは東京オリンピックでも同じように「海のエコラベル」製品が優先的に
使われることを目指していますが、その一環でマスコミや関係者の方向けのセミナーが先日、
東京・品川にある東京海洋大学のキャンパスで行われました。
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東京海洋大学って都内にあるんですね!品川駅を背にしてまーっすぐ10分くらい歩き、橋を
渡るとありました!
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夏休みなので学生さんの姿もほとんど見当たらず、閑散としているキャンパス内。
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会場です。台風一過の蒸し暑い日でしたが、多くの記者の方、水産関係者の方が参加して
くださいました。今回のイベントの正式名は「2020年東京大会を『持続可能な大会』にする
ための水産物認証グローバルスタンダード」

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当ブログで何度もご登場のWWFの山内さんが最初に概要を説明されました。現在、世界中の海の
資源が枯渇しているといった状況について。山内さんによると「日本でよく食べられるサバ、
サワラ、カツオなど「サバ科」に属する魚は40年前と比べて74%!も減少している現状、
など。
東京オリンピックでは和食を楽しむ人も多く、こうした魚をたくさん調達しなければなりません。
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次に、環境に関する著書などもある学習院大学法学部准教授の阪口功先生のプレゼンテーション。
環境に配慮した、持続可能な漁業で獲られた水産品につけられるのが「海のエコラベル」。
「世界中に水産物に関するラベルはいろいろありますが、MSCのラベルが最も歴史があり国際的
にも知られて、また基準も厳しいもの(=信頼できる)」
と阪口先生は説明されました。

そして我らがMSC日本事務所プログラム・ディレクターの石井さん!
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「海のエコラベル」や認証制度の仕組み、日本では北海道のホタテ貝と京都の赤ガレイが認証を
取得していること、現在も日本国内で審査が進んでいる漁業がいくつかあること。また水揚げ後
CoC認証(「海のエコラベル」の魚は、獲ったら、製品に加工して流通する会社も認証制度を
パスしなければならない)の企業が世界では3000社、日本でも84社あること
などを話しました。
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過去のオリンピックでの「海のエコラベル」製品の使用状況などについても。2012年ロンドン
オリンピックで、初めてMSC認証のものが提供され、リオでは選手村で提供された水産物の
75%が認証のもの
でした。東京でも今後、オリンピック委員会との交渉に入ります。
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今回の記者発表会では、私たちMSCとASCの担当者が共同で説明しました。MSCの海のエコ
ラベル=天然水産物、ASC=養殖水産物の認証エコラベル
です。MSCの本部はイギリスで、
ASCはオランダにあります。オランダから来日されたASC開発ディレクターJohn Whiteさん。
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世界で取り扱われるシーフードの50%が実は養殖のもの。水質管理、与える薬、エサの持続性
など検討事項はいろいろあるが、正しく行えば、環境にとっても良い養殖のやり方がある。
2000人以上の専門家が議論し、できあがった仕組みがASCだそう。世界ではASC認証製品が
5900点、日本では宮城の養殖かきをはじめ、160製品あり、今後も拡大を予定。
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パネラーのお話は以上でしたが、参加した記者の方から「東京大会まであと4年で、選手村に
提供できるほどの量の認証製品の確保は間に合うのか」など鋭い質問が1時間近くに渡り、
たくさん出ました。「東京オリンピックでの提供」というテーマに強い関心が持たれていることを
実感しました。でも言い換えれば「海のエコラベル」を広くPRできる大チャンスですよね!
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Johnさんと、同じく今回のためにオランダから来日されたASC認証制度の基準監督ディレクター
Bas Geertsさん。「『責任ある養殖』にコミットするASC認定には貴重な価値があります。
東京オリンピック準備委員会と、リオと同様の契約を早く進めていきたいですね」Johnさん。

本当に白熱した濃い記者発表会になりました。ご参加くださった記者の皆様、主催側のWWFの
皆さんも、本当にありがとうございました!Make our dream for TOKYO 2020!
                   
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